#36-20180930-20181006
Made by Google 2018が日本時間10/9の夜24時に開催、Kotlin Conf 2018、Kotlin Coroutinesでデータの流れが単方向なアーキテクチャを作る、など
Gradle 5.0 M1がリリース
GitHubで見るhttps://docs.gradle.org/5.0-milestone-1/release-notes.html
そろそろ5.0のリリースが近付いてきたようです
Exo Player 2.9.0 リリース
https://medium.com/google-exoplayer/exoplayer-2-9-0-whats-new-5aa39a3aadce
2.9でだいぶ色々と機能が入ったようです。Exo Playerを使っている人にはよさそうです。
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個人的には audio focus サポートが気になりました
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Android Suspenders
https://chris.banes.me/talks/2018/android-suspenders/
Chris Banesによる、Kotlin coroutineの解説です。最近のcoroutineの変更についても書いてありますし、とりあえずこれを読んでおけばあまり困らないのではないでしょうか。スライドの一部がちゃんと変換されなかったのか灰色で見えないのが残念でした。動画を待ちたいです。
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個人的にはChannelはちょっと使いどころがあまりない思っていましたが、Location Updateで使うのはなるほどという感じでした。
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Room 2.0
GitHubで見るhttps://developer.android.com/jetpack/docs/release-notes#october_1_2018
2.0.0-rc01からの修正はとくにないようです(Paging Libraryは一件のバグ修正有)
新しいKotlinでRxJavaのSAM変換が問題なく扱えるようになるという噂
GitHubで見るGood news everyone! The SAM issue with @RxJava and @kotlin is getting fixed with the new type inference system!#kotlinconf18
— Thomas Nield (@thomasnield9727) October 4, 2018この情報のソースがどこか分かりませんが、期待して待ちましょう。
A Multiplatform Delight
https://speakerdeck.com/jakewharton/a-multiplatform-delight-kotlinconf-2018
Alec StrongとJake Whartonによるマルチプラットフォームの話です。SQLDelight 1.0の話とマルチプラットフォーム対応をした話が半々くらいでした。Kotlinは標準APIにClosableがないためにプラットフォームごとの実装が必要だったという話はマルチプラットフォームの難しさを感じさせます。
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ところで発表の中で触れられているSQLDelgihtの機能がたいへん素晴しかったので 1.0-RC を心待ちにしております
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Kotlin Conf 2018
10/4と5の2日にわたってKotlin Conf 2018が開催されました。キーノートでは、そんなに吃驚はありませんでしたが、Kotlinの現状と近い未来がまとまっていました。
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ここに一連のスライドがまとまっているようです。便利。
https://jeroenmols.com/blog/2018/10/05/kotlinconf18/
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Kotlin Coroutinesでデータの流れが単方向なアーキテクチャを作る
GitHubで見るhttps://proandroiddev.com/unidirectional-data-flow-using-coroutines-f5a792bf34e5
Unidirectional Data Flowです。
この分野、AndroidではRxJavaをベースにしたものばかりですが、「じゃあKotlin Coroutinesでやってみたらどうなるだろう?」ということで試してみたそうです。Flutter/Dartでのコード生成
GitHubで見るhttps://medium.com/flutter-community/part-1-code-generation-in-dart-the-basics-3127f4c842cc
AndroidのaptにあたるものがFlutterにもあります。
今回の記事はごく簡単な導入ですが、数回に分けて詳しくコード生成の方法について見ていくようです。Flutterで作られたアプリの一覧
オープンソースかどうか、でもフィルタリングできるので参考になりそうです。
自分で登録していく方式のようなので、Flutterで作ったことのある方はぜひ。Made by Google Launch Event 2018が日本時間で10/9の夜24時に開催
GitHubで見るHey you, we’ve got some big news. Tune in on 10/9 11am ET. We’ll be live streaming it all right here. #madebygoogle https://t.co/F6WrgMvfkM
— Made by Google (@madebygoogle) October 2, 2018https://9to5google.com/2018/10/02/made-by-google-2018-livestream-pixel-3/
おそらくPixel 3が発表されるであろうMade by GoogleのLaunch Eventが10/9(火)のアメリカ東部時間で朝11時、日本時間で夜24時に始まります。日本ではちょっと辛い時間ですが、気になる人は見てみましょう。
Adopting Kotlin
GitHubで見るhttps://medium.com/@tiembo/adopting-kotlin-50c0df79b879
Google I/OやPlaidをKotlin化した経験をもとに、どうやって既存プロジェクトにKotlinを導入していったかという話が書いてあります。ややいまさら感はありますが、「チーム内に1人Kotlin championを作ろう」とか「必要なだけ使おう(たとえば
apply
は2行以上の場合のみ)」といったあたりのルール作りはおもしろかったです。
Kotlin DSLを使いたい気もしますが、ASではいつ使えるようになるのでしょうか
5.0で削除されるAPIもいくつかあるようなので、Gradle Plugin作ってる方とかは注意が必要です