#414 2026-02-08
折りたたみ・タブレット向けUX最適化, モジュール依存グラフと並列ビルド最大化, 新規アプリのUDF実装の決め方, 証明書ピンニングを超える多層防御戦略
Android 16以降で利用可能な「Trade-inモード」でデバイス診断を高速化
GitHubで見るAndroid 16以降では、工場出荷状態にリセットされた端末に対し、adbコマンドでセットアップウィザードをスキップしてデバイス情報(IMEI、バッテリー健全性、ストレージ寿命、画面・カメラ情報、折りたたみ回数など)を即座に取得できる「Trade-inモード」が導入された。中古端末の査定・流通プロセスを大幅に効率化し、端末の長寿命化とサーキュラーエコノミーを支援する。
JioHotstarに学ぶ、折りたたみ・タブレット向けUX最適化の実践
GitHubで見るhttps://android-developers.googleblog.com/2026/01/beyond-smartphone-how-jiohotstar.html
インドの大手ストリーミングサービスJioHotstarが、折りたたみデバイスやタブレット向けにアプリのUXを最適化した事例紹介。WindowSizeClassを活用したアダプティブレイアウトの実装や、Material 3 Adaptiveライブラリによるテーブルトップモード対応などを通じて、大画面向けアプリ品質ガイドラインのTier 1を達成した。
モジュール依存グラフをフラットにして並列ビルドを最大化する
GitHubで見るhttps://publicobject.com/2026/02/03/flattening-my-dependency-graph/
Kotlinサーバーのモジュール分割において、public/impl/wiringの3モジュール構成パターンを採用し、impl間の依存を排除して並列ビルドを実現する手法を紹介。さらにapi間の依存も解消するため、共有IDクラスをidentifiersモジュールに切り出し、依存グラフをよりフラットにする改善を解説している
新規AndroidアプリのUDF実装、どう決めた?
GitHubで見るhttps://tech-blog.tabelog.com/entry/android-inbound-udf
多言語版食べログアプリの新規開発において、Jetpack Compose向けのUDF実装をどう決めたかを解説。自由設計からMVIに近い構造に収束した経験を踏まえ、Reduxの文脈(Reducer/Action)を状態管理に取り入れ、UseCaseDispatcherでViewModelの責務を分離する構成に落ち着いた。説明コスト・学習コスト・運用コストを判断軸に、既存の国内版アプリのレイヤー構成も活かした実践的な設計事例。
証明書ピンニングだけでは不十分 ― 現代のMITM攻撃に対抗するための多層防御戦略
GitHubで見るhttps://proandroiddev.com/why-certificate-pinning-alone-wont-stop-modern-mitm-attacks-469e1d182bea
証明書ピンニングはTLS IDの保護には有効だが、root化端末でのFrida/Xposedによるランタイムフック、セッショントークンの窃取、APKの改竄など現代の攻撃手法には対処できない。本記事では、短寿命トークン・デバイス整合性検証・トランザクション署名・異常検知といった多層防御アプローチの必要性をAndroidの実装例とともに解説する。